喫茶室 銀座ウエスト@銀座7丁目
私が思う、銀座で一番落ち着け、尚且つ美味しい紅茶が飲めるお店がクラシカルな喫茶室『銀座ウエスト』です。
創業22年(1947年)から変わらぬ銀座7丁目の地でレストランとして開業したそうです。当時、このあたりは西銀座と呼ばれており、そこから銀座ウエストという店名になったとか。その後、昭和25年(1950年)頃喫茶室となり、内装もほとんど変わることなく現在に至ります。一見、押すのが躊躇われるような間口の狭いドア、天井は低く、縦長の店内。それなのに全く圧迫感がなく逆に居心地が良く、とても落ち着けるのは真白のテーブルクロスとチェアカバー、そして光溢れる照明のせいでしょうか?外の光は全く入らないのにまったく陰気な雰囲気はありません。また、一人の時間を満喫する場所ではなく、複数で来店しお茶とケーキをはさんで談笑をする声も居心地が良い、なんとも不思議な空間です。
因みにこの日は、久しぶりの友人と積る話をしながらダージリンとプリンアラモードをいただきました。ダージリンは絶妙の濃さと香りで淹れてくれ、何度でも持ってきてくれます。茶葉のクオリティーもさることながら、淹れてくれる方のスキルも非常に高いのだと思います。これから先もずっと在り続けてほしい喫茶室です。