2013ラグビー早明戦@国立競技場
毎年12月の第1日曜日は国立競技場の風物詩である早明戦が今年も開催されました。1973年から続いてきた国立での早明戦が2013年で最後となり、その最終イベントを飾るべく、ユーミンが「NO SIDE」を歌いにきてくれました。この曲、ラグビーをテーマにした曲で、初めて聴いたのが、発売当時の1984年。試合後の西日傾くこの情景がユーミンの手にかかるとこんなに詩的になるとはなんて素晴らしいんだ!と感動してから29年が経ちました。今でもユーミンの曲で一番好きな曲です。この曲を国立で聴ける日が来るなんて夢のようなひと時でした。1987年雪の早明戦を鮮明に覚えているように、茜色に染まる新宿の高層ビル群、グラウンドの選手達の姿、そして今日の空気感は何年経っても色褪せることなく残るのだろうと思います。ドームとなる国立で再び早明戦が開催される日が来ても、もうスタンドから夕陽に染まる高層ビル群も、雪にまみれるゲームも、ボールが風に流され翻弄されるゲームも見ることはないでしょう。そんな事を思いながら、一つ一つのプレーを目に焼き付けてきました。そんな訳で、写真は一枚もありません。きっと検索すればyou tubeに沢山アップされることでしょう・・・ほとんどの方が携帯やカメラを掲げていましたので。
私の位置からは、大型ビジョンでしかユーミンや選手達の表情を見ることが出来ませんでしたが、早稲田主将の垣永くんが泣いていましたね。大きな身体で一見強面な彼がポロポロ泣くのよ。きっと沢山の抱えきれない物・・・伝統とか期待とか日本一しか許されないこととか・・・があるんだろうね。
一つ白状すれば・・・カメラはもとより携帯を忘れて出掛けた一日でありました。(爆)いやいや・・・待ち合わせしてなくて良かったデス。(-”-)
来シーズンからはあくまで予定ですが、味の素スタジアムでの早明戦が検討されているようですね。遠いです・・・おそらく新しい国立競技場に戻ってくるまではテレビ観戦かな。