試写会 『春を背負って』
春の嵐がやってくると言われていた2014年3月13日、映画「春を背負って」の完成披露試写会@渋谷公会堂へ行ってきました。当日は、木村大作監督を始め、松山ケンイチさん、蒼井優さん、壇ふみさん、小林薫さん、豊川悦司さんも登場し、映画にかける思いや撮影秘話などをおもしろく語って下さいました。そして監督の「東京試写会のあなたたちの責任は重い!6月14日まで3ケ月あります!1日10人にこの映画を熱く語って下さい!!!」のお言葉を受け、この映画は素晴らしい!とお伝えします。(笑)
この物語は株取引で何億ものお金を動かす男が、父の急逝をうけ山小屋を継ぐ決心をするところから始まります。父の友人”ゴロさん”、アルバイトの”あいちゃん”、気丈な母など、周りの人間に支えられながら新しい自分の人生に向き合い始めます。
大画面に映し出される立山連峰の大自然の四季も素晴らしく、大変な思いをして3,000メートルまで登る理由が少しわかったような気がします。そして、観終わった後、清々しく前向きになれるとても素敵な映画で、オススメです。笹本稜平さんの同名の原作「春を背負って」(文藝春秋)も今度読んでみようと思います。
帰りは春の嵐を覚悟していましたが、雨もやみ何事もなかったかのような静かな夜でした。それにしても壇ふみさんの麗しいお着物姿、素敵だったなぁ。