プラチナ ポケット万年筆18K
墨田区の古ーい文房具屋さんでプラチナポケット万年筆(18金)を購入しました。この文房具屋さん、もう仕入はしておらず、在庫処理のためにお店をあけているようです。お店の中は70年代のデットストックの宝庫で、その中に埃をかぶり、半ば色褪せたような万年筆がケースに20本弱並んでいました。今では10,000円程の値がつく万年筆ですが、当時の値札シールのままでよいという・・・けれども書けるかどうかの保証はない・・・そんな訳で1本だけ購入しました。昔の万年筆は細字ばかりだと思っていましたが、70年代に中字もあったのですね。PLATINUMロゴも格好良いです。(^O^)/
さて、以前購入した万年筆に付属していた恐ろしげなインク”ピグメントブルー”のカートリッジをさしてみました。そして、書いてみたら・・・なんて滑らかな書き味なんだ!!!とビックリするやら感動するやら。昔の万年筆は1本1本に職人さんの技がこめられていると聞いたことがあるのですが、本当ですね!今まで体験したことのない全く次元の違う書き味でした。これならば!とあと数本買いに行きたくなっています。
初めての顔料インクを入れ、せっせと毎日使っています。顔料インクは、水に濡れても滲まないので宛名書きにも便利だと思います。しかし、滲まないインクゆえ放置すると万年筆内部で固まってしまい、そうなるとやっかいなインクでもあります。でも、このピグメントブルーという色がとても気に入ったので、カートリッジを買い足しました。とてもやわらかいブルーでインクのたまり具合も素敵なのです。
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