悲嘆の門(上) 宮部みゆき
12月に図書館で借りた宮部みゆきさんの「悲嘆の門」上巻です。たいがいの新刊は本屋さんでオビを確認し、おおよそのあらすじ・・・というか、どのようなジャンルの本なのかを確認しますが、悲嘆の門に関しては全く予備知識がないまま予約しました。そして、読み始めはミステリーだな・・・と思ったのですが、読み進めるうちに何だか様子がおかしくなってきました。(-”-)そこで初めてレビューを読んでみたら、以前読んだ「英雄の書」の流れを汲む小説とのこと。ありゃりゃ!宮部さん好きですが、唯一ファンタジーは今ひとつなんだよなぁと思いつつ読み進めた結果、どうやらコテコテのファンタジーでもなく、現実味のある部分とファンタジーの部分が混ざっているようです。そして、上巻を読み終えた時点では、これらがどう終息するのかとても気になる!すぐにでも下巻に取り掛かりたいところですが、下巻の予約をしていなかったという痛恨のミスに気が付きました。(涙)そんな訳で、下巻の到着を心待ちにしている今日この頃です。
こちらは、1人3冊までご自由にお持ちくださいコーナーにあった本。読んだことのない作家さんの本を前にすると、とてもワクワクホワホワします。今年は、心ゆくまで本を読んでいい日・それ以外は何もしない日を作ろうかな。。。これからは、そんな日があってもいいかなぁと思い始めました。最近気が付いたのですが、「何もしないと脳みそが退化しちゃうよ!」という強迫観念のようなものがどこかにあり、休みきれない自分がいます。先日、音大時代の同級生と会った時にそんな話題になり、それはずっと楽器をやってきたことのある意味トラウマかもねーという結論に達しました。「一日休めば自分にわかり、二日休めば師匠にわかり、三日休めば客席に伝わる」、そして「練習は嘘をつかない」という言葉を常に言われてきました。私はピアノを専攻していましたが、確かに旅行などで一日ピアノに触れないとピアノがなってくれず、感覚が戻るのに3日かかりました。音大生はこの感覚を身をもって体験するので、音楽から離れた今でもボンヤリすることに罪悪感があるんだよねーという話で盛り上がったのです。でもさー、もうボンヤリしてもそれがバレても怒る人はいないし、教える側でもないし、いいじゃんね・・・という結論に達しました。(笑)そんな訳で、今年はゆとり時間という名のサボリを適度に入れて過ごしたいと思います。あら・・・長くなっちゃった。