ソロモンの偽証~第三部 法廷~ 宮部みゆき
年末から読み始めたソロモンの偽証を今月に入りようやく読み終えました。正直、第二部まででおおまかな道筋が見えており、第三部の法廷でのやりとりは退屈するかなぁとも思ったのですが、読み始めると全くそんなことはなく、最後まで惹きつけられる展開でした。濡れ衣を着せられた者に対しても、身から出た錆であると認識させた上で、それでも最後はどこか救われたような穏やかな読後感をもたらしてくれるのは、やはり宮部さんの巧さでしょうか。
どうやら文庫本のみに書き下ろされた続きもあるようで、これまた図書館で予約をしましたが、只今32件待ちです。(爆)
ソロモンの偽証~第一部 事件~
ソロモンの偽証~第二部 決意~