活版印刷
活版印刷とは、「活字」と呼ばれる鉛でできた文字を一つずつ拾い組み合わせ、ハンコの原理で凸面にインキをのせて刷る印刷方法です。1970年代以前に主流だった技術で、現代では絶滅に瀕している活版印刷ですが、刷り上がりの温もりと活版印刷ならではの手触りをなくしてしまうのはあまりにもったいない!という声も根強くあり、細々とではありますがこだわりを持つ人たちの間では絶対的に支持されています。
私もここ数年、活版印刷で名刺を作りたいなぁと思っていますが、一世一代の名刺制作(大袈裟?!?)ゆえ、どんなデザインにしようか、どこにお願いしようか・・・はたまたワークショップを探し自ら活版印刷に挑戦しようか等々、いろいろと思いを巡らせているところです。そもそも、活版印刷で刷った名刺を手にしたことはあるものの、『活版印刷とはどういうものなのか?』の知識が全くなかったところに、活版印刷教室参加募集のお知らせを図書館で発見!なんと無料で参加することができ、かの有名な印刷博物館のスタッフが来て指導してくれました。1時間半という短時間でたいそうな物は作れませんでしたが、一応活字を拾い文字を組み、インキをのせてガッタンとレバーを引くと・・・活版印刷の出来上がりです。
いよいよ本格的に名刺を作りたくなりましたが・・・こんなのも、あんなのも・・・と一向にデザインが固まりそうにありません。理想はシンプルに一色刷りで空間を大事にしたデザインなのですが(-_-メ)いつかこちらでお披露目できるといいなぁ。。。
【ハロウィンシーズンの一杯】
友人からいただいた『魔女の紅茶』は、ブラックカラントの香りで、原産国はドイツ。ドイツの紅茶って珍しいですね。夏はアイスで、冬はホットで香りに癒されております。